先生への質問コーナー
「aller+不定詞」のあらわしている近接未来って、どのぐらい近い未来のことですか?
なかなかいい質問ですね。実は、時間的な遠近は必ずしも関係ないのです。
ある言語学者は、「近い未来形は、現在から未来に橋をかける働きをする」と言っています。つまり、「近接未来形」を使うのは、「未来」のことを「現在と連絡していること」として言うときですね。
それは、具体的には次のような場合が考えられます。
1 |
ごく近い未来のことを言うとき |
Tu ne comprends pas ? Alors, je vais t'expliquer. |
わからないの?じゃあ、(今から)きみに説明するよ。 |
2 |
たとえ遠い未来のことであっても、現在の状況からして確実に実現することとして言えるとき |
On va se marier dans un an. |
私たちは1年後に結婚します。 |