半過去の用法
今度は、どんなときに半過去を使うのか見てみましょう。ひとことで言うと半過去は次のような場合に用います。
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半過去の用法
半過去は、過去のある時点に視点を移し、出来事をまだ完了していない継続中のものとして描写するときに用いる。 |
現在から過去を見ているのではなくて、視点を過去に移しているというのは、
カメラを被写体に近づけてアップで撮っているのをイメージするとわかりやすいね。被写体に接近していると、被写体のその時の状態や動作しか見えていないよね。つまり、状態や動作のスタート点やゴールは見えなくて、常に継続中、進行中の状態や動作しか見ていないということになるね。
