過去分詞の一致
実は、再帰代名詞が直接目的か間接目的かを判断するときに、もうひとつ心得ておくといいことがあります。それは、同じ文のなかに名詞の直接目的語があるときは、再帰代名詞は間接目的語であるということです。
 |
再帰代名詞+êtreの現在形+過去分詞+名詞(句)
↓ ↓
間接目的 直接目的 |
|
1)Elle s'est lavée. |
彼女は自分の体を洗った。 |
2)Elle s'est lavé les mains. |
彼女は自分の 手を洗った。 |
|
Tu laves ta fille ?と言えるのだから、laverは直接目的語ととる動詞。だから、1)ではs'(se)は直接目的語。だから、過去分詞は一致する。でも、2)ではles mainsが直接目的語だから、s'(se)は間接目的語。1つの動詞が2つの直接目的語をとることはないんだから、当然だね。
