過去分詞の一致
実は、再帰代名詞が直接目的語か間接目的語かが問題になるのは、代名動詞の5つの用法のうち1)再帰的用法と2)相互的用法の場合だけです。残りの4)中立的用法、5)本質的用法の場合は、いつも一致させることになっています。また、3)受動的用法は普通現在形なので、過去分詞の一致は問題になりません。
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1)再帰的用法と相互用法の場合は、
再帰代名詞が直接目的語の場合にのみ、その性・数に一致させる。
2)中立的用法、本質的用法の場合は、
いつも再帰代名詞に性・数を一致させる。 |
ということは、過去分詞の一致の規則を適用するためには、次の区別ができる必要があるということだね。
1)代名動詞の5つの用法の区別
2)直接目的語と間接目的語の区別
