3)用法(2)
yと目的格人称代名詞との使い分け
「à+名詞」なら、全体を代名詞yにかえることができると考えていんだが、ひとつ例外があります。「名詞」が人をあらわす場合は、普通は間接目的格の人称代名詞を用います。
| -Tu écris à ta fille ? |
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あなたはあなたの娘さんに手紙を書きますか? |
| -Oui, je lui écris souvent. (←j'écris à ma fille) |
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ええ、よく(彼女に)書きます。 |
質問に名詞で答えたなら、j'écris à ma filleとなります。ma filleは、「私の娘」という意味で、「人」をあらわす表現なので、yではなく、luiのような間接目的格の人称代名詞を用います。
